ほしぞら でんしゃ りゅうせいごう
くにすえたくし(著・絵)、早坂優子(著・編)、視覚デザイン研究所(著)
サイズ:240mm×240mm
ページ数:25P
ISBN:978-4-88108-242-3
けんたは、お母さんと妹のマコちゃんと一緒に、寝台特急「りゅうせいごう」に乗って旅に出かけます。
いろんな動物たちも「りゅうせいごう」に乗り込んでいます。
まずは車内を探検。断面図で描かれた車内では
迷子で泣いている子と探しているお母さんがいたり、お弁当を抱えているクマの親子がいたり、シャワーを浴びていたり、
乗客のいろいろな物語が描かれています。
けんたも二段ベッドにおおはしゃぎ
「ヒャッホー」
おやすみの時間、静かな夜を走る「りゅうせいごう」はぐっすり眠るみんなを乗せて走り続けます。
ここから見開きページをめくると…!
満点の星空に行き交う列車たち。夢のような世界にうっとりします。
真夜中、列車は保線作業中のマルチプルタイタンパーの横を通り過ぎます。
線路の砂利(バラスト)を整備して、たくさんの列車が通過してできた線路のゆがみを直します。
真っ暗な中、ライトに照らされた大きな車両はひときわ目を引きます。
もちろんマルチプルタイタンパーもかっこいいのですが、保線作業員の真剣な眼差しにグッときます。
夜明け前、ディーゼル機関車との連結シーン、静かな朝焼けの風景。
そして朝ごはんで賑わう食堂車。列車に乗りながら食事だなんて、なんだか贅沢です。
ホットケーキにオムライス、お寿司やパンや 丸ごとの人参などみんなそれぞれに好きなものを頬張っています。
この楽しそうな様子を眺めていると、なんだかこちらもワクワクしてきます。
列車は終点きたのまち駅に到着します。
寝台列車の旅のわくわくがぎゅっとつまった絵本です。
のりものえほんシリーズ第7弾。
見開きワイドページは迫力の展開。
読み返すたびに新しい発見が子どもの知的好奇心を育てます。
各ページにかくされた星座やUFOも探してね
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