構図エッセンス
著:視覚デザイン研究所・編集室;内田 広由紀
サイズ:B5
ページ数:全128P
ISBN:9784915009266
【この本の紹介】
構図の原則と実際を50章にまとめる
すばらしい作品の裏には、必ず確かな構図がある。構図がしっかりすると、絵の内容が充実する。反対に、構図のできていない絵は、単なる落書きになってしまう。この本では構図の基本形と原則を、50章に分けてわかりやすく図解した。本書を見れば、原則を無視した絵画がなぜ弱いのかがわかるだろう。
豊富な作例に沿って、わかりやすく解説
この本は現代に活躍する多くの画家の協力を得てつくられた。構図の原理が、実際の作品でどのように生きているかがひと目でわかる。約500点の作品から厳選した、生きた実例を豊富に紹介している。
現代絵画に生きる基本構図
現代の画家がいかに構図を重視しているかが、実例を通して理解できる。古典的だと思われていた三角形の特徴を逆用して、緊張感のある構図を作り出したり、視線の作り出すバランスの微妙さを活かしたりさまざまな創作がみられる。
油絵の基礎3部作の第1集
この本は、現代油絵の基礎を実際の作品を、次の3つの方向から追求し通して解説したシリーズの第1作である。
1 構図、構成
2 色彩計画、配色
3 テクスチュア、マチエール、表現技法
【この本で紹介する主な内容】
構成の方法 A 実景を基礎にする
構成の方法 B イメージを基礎に組み立てる
構成の基本型
1 水平線
2 垂直線
3 水平と垂直の組み合わせ
4 斜線
5 曲線
6 三角形
7 中空の三角形
8 逆三角形
9 複合した三角形
10 菱型
11 三角形の変形
12 対角線
13 放射線
14 X-エックス型遠近法
15 ジグザグ型遠近法
16 C-カーブ型遠近法
17 パノラマ
18 かいまみる
19 ふちどり
20 閉じられた空間
21 光を中心にする
22 アンフォルメル・均一な分布
構成の原則
23 主役と脇役
24 近景・中景・遠景・点景
25 導線
26 比例-2等分線と4等分線
27 比例-黄金律と√2
28 バランス
29 明暗の対比
30 曲線直線の対比
31 質感の対比
32 対決する形態
33 リズム
34 リズム-鏡効果
35 群化する
36 つなぐ
37 視線と余白
38 後ろの空間は過去
39 見返り美人
40 複合視線
41 視線の高さ
42 モチーフを見る角度
43 余白の広さ
44 モチーフの数
45 大小の変化率
46 図と地の関係
47 トリミングの原則
48 基準線と基準点
49 重心の高低
50 透視図法で表現する遠近法
【この本で紹介する画家(50音順)】
青木一美・赤穴宏・天野三郎・伊牟田経正・飯田四郎
内海義子・梅津五郎・江藤純平・太田国広・岡崎紀
岡田行一・尾崎幸雄・重石晃子・甲斐鉄男・葛西四雄
梶田英一・加藤豊一・北久美子・菅野矢一・高橋清
高森明・竹田全夫・田中稔之・津田正毅・鶴岡義雄
徳弘亜男・鳥居雅隆・中川澄子・能見三次・長谷川良子
深沢紅子・星俊六・松島治基・松任谷国子・森田賢
山口草四郎・山下大五郎・山本日子士良・山森元亀
¥2,500価格
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